【医療機器の処分方法】廃棄、売却時のポイントを解説

更新日:2021年10月01日

不用になった医療機器の処分方法

新しい医療機器に買い替える際や、医院の閉院・転院・診療科目の縮小などによって医療機器が必要なくなった際には、使用中の医療機器を処分する必要があります。
 

不要になった医療機器を処分する方法には、「売却」と「廃棄」の2パターンがあります。ここでは、それぞれの方法について、処分の仕方や注意すべきポイントについてご紹介しましょう。

医療機器を売却すべきか廃棄すべきか、迷っている方もいるかもしれません。機器が古いからもう売れないと思っても、意外と売却できるケースもあるので、まずは買取業者に相談してみるとよいでしょう。買取業者を選ぶときのポイントについても、ご説明します。

医療機器を売却する

中古医療機器は新興国で人気

●日本では廃棄するような医療機器も、海外ではまだ需要がある。

日本で不要になった医療機器も、医療体制が十分ではない海外の新興国では、まだ需要があります。世界の国々の中には、日本では廃棄するような医療機器でも、高価で入手できないために、不足しているケースが少なくありません。

そのため、海外に向けて中古医療機器の輸出・販売を行っている買取業者に依頼すれば、まだ使える医療機器なら、買取してもらえる可能性は十分にあります。

実際、内視鏡やCT、MRIといった医療機器は、多くの新興国が不足している状況にあります。中古医療機器を海外に届けることによって、救うことができる命は、まだまだあるのです。
そうした意味でも、不要になった医療機器を捨てずに売却することは、大きな意味があると言えるでしょう。

●買取してもらえれば、閉院の諸費用や購入費用に回すことができる。

医療機器を買取してもらうことができれば、閉院する際の諸費用に充てたり、新しい機器の購入費用に回せるといったメリットもあります。

ただし、中古医療機器の輸出入には規制があり、東南アジアでも輸入を禁止している国があるので、注意が必要です。買取を依頼する際には、違法輸出などを行っていない、信用のできる買取業者を選びましょう。


中古医療機器を売却する際の注意点

●販売時に製造元メーカーへ通知

中古医療機器を売却する際には、気を付けなければいけない点がいくつかあります。まず、製造元メーカーへの通知です。
薬事法第170条により、「高度管理医療機器等の販売業者等は、使用された医療機器を他に販売し、授与し、又は賃貸しようとするときは、あらかじめ、当該医療機器の製造販売業者に通知 しなければならない。」と定められています。

そのため、医療機器を売却するときは、メーカーへ必ず通知をする必要があります。これは個人で医師に売買した場合でも同様です。
メーカーの了解なく輸出をしてしまうと、現地の病院でメンテナンスが受けられないなど、トラブルになるケースがあるので注意しましょう。

現在、医療機器の輸出トラブルが問題になっているため、売却後の処置が疎かにならないよう、メーカーへの通知は必ず必要です。買取業者に売却する際には、コンプライアンスを重視し、手続き面において安心して任せられる業者を選ぶことが大切です。

●買取業者選びのポイント

買取業者を選ぶ際のポイントは、まず最初に見積りを依頼することが大切です。最初から1社に限定せず、複数社から見積りを取って、比較検討してもいいでしょう。
中古医療機器の売却価格は、買取業者によって差があります。少しでも安く買取をして、利益を出そうとする業者もありますし、医療機器の価値を正しく判断し、高価で買取をしてもらえる業者もあります。

その辺は業者の経営方針もありますし、買取担当者の経験値の高さや鑑識眼によるところもあるでしょう。取り扱う範囲の狭い買取業者に依頼をすると、買取価格が安くなるだけでなく、買取そのものを断られてしまうケースもあります。

その点、海外の発展途上国への販売ルートを持つ業者は、買取できる種類や年式を幅広く取り扱う傾向にあります。そのため、年数の経った医療機器でも、納得できる金額で売却することができるでしょう。
また、適切な配送管理を行っているかどうかも、重要なチェックポイントです。販売した医療機器をメーカーの許可なく輸出したり、輸出規制のかかった国と取引をしているような買取業者は絶対にNGですので、くれぐれも注意する必要があります。


医療機器を高額で売却するポイント

では、医療機器を高額で売却するためには、どのようなポイントに気を付けたらよいのでしょうか?

まず、医療機器が新品の状態に近い方が高く売れるため、ホコリや汚れがあればあらかじめ拭き取っておくなど、少しでも美しく見えるようにしておきましょう。
医療機器が正常な動作をしているか、付属品が揃っているか、部品の破損はないかといったことも、チェック
しておく必要があります。

日頃からメンテナンスの行き届いた機器は、高く売却できる傾向にあります。取扱説明書など、購入時に付いていたものがあれば、すべて揃えておくと高査定につながります。
また、単品で売却するよりも、まとめて売却をした方が、高額で売却できます。閉院の場合などは、院内の医療機器をまとめて売却する方が良いでしょう。

査定は1社に限定せず、できれば数社に見積もりを立ててもらい、査定額を見比べて検討するのがベストです。


医療機器を廃棄するときの注意点

医療機器を売却できるといっても、耐用年数を過ぎたものに関しては、売却することができません。
医療機器にはそれぞれの機器ごとに耐用期間があり、部品に関しても保有期間があります。そのため、耐用期間を過ぎた機器に関しては、修理やメンテナンスが難しくなってくるのです。
耐用期間を過ぎても、適切なメンテナンスを行うことで医療機器を使い続けることはできますが、第三者に譲渡するとなると難しく、廃棄せざるを得ないでしょう。

医療機器を廃棄する場合は、医療機器専門の廃棄物処理業者に、有料で引き取ってもらうことになります。
処分費用は業者によって異なるので、あらかじめ見積りを依頼しましょう。その際に、買取と処分の両方を請け負う業者に見積りを依頼した方が、買取になっても売却になっても依頼できるので、手間が省けます。
特に何台かまとめて処分をする場合は、一括処分ができるので、スムーズに話が進むでしょう。

医療機器はグリーンメディカルへお任せください

医療機器の処分をお考えの方は、2001年創業のグリーンメディカルに、ぜひ一度ご相談ください。全国にいるプロの目利きが、無料査定と買取を行い、多種多様なお客様のニーズにお応えしております。
当社は、どこよりも早い対応をモットーとしています。お電話またはメールをいただき、メーカー名と型式・年式・リース契約の有無をお伝えいただければ、買取の可否と概算のお見積りをスピーディーにご提示致します。

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当社は医療機器の販売も行っていますので、古い機器を売却して、新しい機器を購入したいという方もOKです。ぜひご相談ください。メーカー通知も責任をもって行い、コンプライアンスの面も万全の体制をとっておりますので、安心してお任せいただければと思います。

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